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平成30年 9月定例会(第8号10月 4日)

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  1. 御殿場市議会 2018-10-04
    平成30年 9月定例会(第8号10月 4日)


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    平成30年 9月定例会(第8号10月 4日)          平成30年御殿場市議会9月定例会会議録(第8号)                         平成30年10月4日(木曜日)     平成30年10月4日午前10時00分 開議  日程第  1 認定第  1号 平成29年度御殿場市一般会計歳入歳出決算認定に                 ついて  日程第  2 認定第  2号 平成29年度御殿場市国民健康保険特別会計歳入歳                 出決算認定について  日程第  3 認定第  6号 平成29年度御殿場市公共下水道事業特別会計歳入                 歳出決算認定について  日程第  4 認定第  7号 平成29年度御殿場市介護保険特別会計歳入歳出決                 算認定について  日程第  5 議案第 44号 御殿場市下水道条例及び御殿場市農業集落排水処理                 施設条例の一部を改正する条例制定について  日程第  6         市長提案理由の説明  日程第  7 議案第 47号 西中学校校舎改築建築工事請負契約の締結について  日程第  8 議案第 48号 西中学校校舎改築電気設備工事請負契約の締結につ                 いて  日程第  9 議案第 49号 西中学校校舎改築機械設備工事請負契約の締結につ                 いて
     日程第 10 議案第 50号 玉穂地区市民の森整備工事請負契約の締結について  日程第 11 議案第 51号 地方創生道整備推進交付金事業 市道0117号線                 道路改良工事請負契約の締結について  日程第 12 議案第 52号 社会資本整備総合交付金事業 市道0106号線道                 路改良工事請負契約の変更について  日程第 13 報告第 11号 専決処分の報告について(損害賠償の額の決定につ                 いて) 〇本日の会議に付した事件   議事日程に同じ 〇出席議員(21名)   1番  杉 山   護 君           2番  芹 沢 修 治 君   3番  土 屋 光 行 君           4番  本 多 丞 次 君   5番  長 田 文 明 君           6番  髙 橋 靖 銘 君   7番  大 窪 民 主 君           8番  稲 葉 元 也 君   9番  杉 山 章 夫 君          10番  高 木 理 文 君  11番  黒 澤 佳壽子 君          12番  辻 川 公 子 君  13番  神 野 義 孝 君          14番  田 代 耕 一 君  15番  小 林 恵美子 君          16番  勝間田 博 文 君  17番  勝間田 幹 也 君          18番  勝 亦   功 君  19番  菅 沼 芳 德 君          20番  平 松 忠 司 君  21番  髙 橋 利 典 君 〇欠席議員   な し 〇説明のため出席した者  市長                  若 林 洋 平 君  副市長                 勝 又 正 美 君  教育長                 勝 又 將 雄 君  企画部長                井 上 仁 士 君  総務部長                田 代 吉 久 君  市民部長                志 水 政 満 君  健康福祉部長              梶   守 男 君  環境部長                勝 又 裕 志 君  産業スポーツ部長            村 松 哲 哉 君  都市建設部長              田 代 明 人 君  危機管理監               杉 本 嘉 章 君  会計管理者               勝 又 正 仁 君  教育部長                鈴 木 秋 広 君  消防長                 村 松 秀 樹 君  総務課長                芹 沢 節 已 君  秘書課長                芹 沢   徹 君  財政課長                小 林 和 樹 君  財政課主幹               鈴 木 隆 広 君  下水道課長               勝 又 高 明 君  公園緑地課長              佐 藤 修 一 君  公園緑地課課長補佐           藤 曲 元 樹 君  教育総務課長              鎌 野   武 君 〇議会事務局職員  事務局長                田 原 陽之介  議事課長                岩 岡 俊 峰  副主任                 渡 邊 一二司  副主任                 荒 井 祥 太 ○議長(勝間田幹也君)  出席議員が法定数に達しておりますので、会議は成立いたしました。 ○議長(勝間田幹也君)  ただいまから、平成30年御殿場市議会9月定例会を再開いたします。 ○議長(勝間田幹也君)  本日は、当議場に、去る6月7日の本会議において人権擁護委員に推薦同意し、平成30年10月1日付で新たに法務大臣から人権擁護委員の職を委嘱されました勝間田和子様においでいただいておりますので、御挨拶をいただきたいと思います。  勝間田和子様、よろしくお願いいたします。 ○人権擁護委員(勝間田和子君)  おはようございます。このたび人権擁護委員に任命されました勝間田和子と申します。印野地区に住んでおります。私は裾野市の公立保育園に42年勤務してまいりました。退職後は婦人会の活動に参加したりしています。  人権擁護委員という大役を仰せつかりまして、とても不安でいっぱいです。長い間子どもたちとの保育にかかわってきた活動や、女性としての立場を生かし、少しでも地域の方のお役に立つよう、皆様の御指導をいただきながら頑張っていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。  (拍  手) ○議長(勝間田幹也君)  ありがとうございました。勝間田和子様には委員として御尽力をいただきますよう、本席より心からお願いいたします。  本日はお忙しい中、ありがとうございました。 ○議長(勝間田幹也君)  引き続き、去る9月5日の本会議において任命同意されました、御殿場市教育委員会委員の勝又英和様に、おいでいただいておりますので、御挨拶をいただきたいと思います。  勝又英和様、よろしくお願いいたします。 ○教育委員(勝又英和君)  皆様おはようございます。このたびは教育委員の再任に際しまして、皆様の御同意をいただきまして、まことにありがとうございました。  私は4年と3か月、教育委員を務めさせていただいております。その間、学校教育にICTの導入ですとか、子どものいじめの対策の問題では、早期対応ができるような組織づくりやマニュアルの充実といったようなこともやっております。  また、皆様に大変お力添えをいただきまして、どこよりも早く子ども条例の制定というものを行っていただきました。それに伴いまして広く市民に御理解、そして御活用をいただくようにということで、子ども条例の行動計画というものも策定しております。  また、就任当初から、教職員の多忙化という問題も取りざたされておりまして、いろいろと対応策等も上げてはおるんですが、今のところ明確なまだ対策もとれていないということで、今後の課題ではないかなというふうに思っております。  また、近年では子どもたちも多忙化といいますか、余裕のなさということが言われるようになってまいりました。まだまだこの教育分野でも課題の多いこともございます。これからますます一生懸命務めさせていただきたいと思いますので、これからもよろしくお願いいたします。  (拍  手) ○議長(勝間田幹也君)  ありがとうございました。勝又英和様には委員として引き続き御尽力をいただきますよう、本席より心からお願いいたします。  本日はお忙しい中、ありがとうございました。 ○議長(勝間田幹也君)  それでは、ただいまから本日の会議を開きます。                          午前10時05分 開議 ○議長(勝間田幹也君)  本日の会議は、お手元に配付してあります日程により運営いたしますので、御了承願います。 ○議長(勝間田幹也君)  なお、提案理由説明書(第2号)平成30年9月定例会、議案書(第2号)及び議案資料(第2号)については、先に配付済みであります。 ○議長(勝間田幹也君)  この際、日程第1 認定第1号「平成29年度御殿場市一般会計歳入歳出決算認定について」から日程第4 認定第7号「平成29年度御殿場市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について」の4議案を一括して議題といたします。  本4議案に関し、予算決算委員会の委員長報告を求めます。  予算決算委員長。 ○予算決算委員長(田代耕一君)  おはようございます。過日の本会議において、予算決算委員会に付託となりました4議案について、審査の経過概要を御報告申し上げます。  予算決算委員会は、去る9月25日、委員21人出席のもと、担当部課長等の出席を求めて開会し、総務、福祉文教及び経済環境の3つの分科会を設けて、それぞれ割り振られた事項を、慎重に審査いたしました。  その後、10月3日開催の予算決算委員会において各分科会長から報告を受け、質疑、討論を経て、採決を行いました。  詳細な審査内容につきましては、会議録を正確にまとめ、保存いたしますので省略をさせていただき、以下、概要について御報告申し上げます。  最初に、認定第1号、平成29年度御殿場市一般会計歳入歳出決算認定について、御報告いたします。  総務分科会では、歳入、市民税で、不納欠損や収入未済の現状と対応について、個人市民税の滞納繰越分は減っているが、収納率は向上しており、納税に対する理解が高まっていること、納税相談が充実していることなどが要因であるとの答弁をはじめ、固定資産税では、償却資産の実態調査について、利子割交付金では、増額の要因について、委託金の中長期在留者住居地届出事務委託費では、市内在留者の現状について、市債では今後の見通しについて等、質疑・答弁がなされました。  歳出、総務管理費の一般管理費では、富士岡支所移転構想策定事業の現状と進捗状況について、移転構想報告書を本年3月に市長へ提出しており、庁内検討委員会が設置され、今後総合的に協議を進めていくとの答弁をはじめ、文書管理費では、情報公開制度の実績と評価について、広報広聴費では、コミュニティFM活用事業の委託内容と評価について、財産管理費では、本庁舎照明LED化の進捗状況と今後の見通しについて、企画費では、高齢者タクシー及びバス助成事業の評価と課題について、地域振興費では、地域創生まちづくり事業の内容や効果について、災害対策費では、資機材の整備状況について、一般会計全般では、平成29年度決算の現状と今後の見通しについて等、質疑・答弁がなされました。  総務分科会では、質疑終結後、委員より当議案に反対する旨の意見が1件ありました。  福祉文教分科会では、教育部関係、歳入、教育振興事業寄附金で、寄附金の内容及び使途について、寄附金は、子どもたちの教育の充実を希望するふるさと納税による歳入が大部分であり、学校教育支援事業などに充当したとの答弁がありました。
     歳出、教育総務費では、いじめ問題対策連絡協議会及びいじめの防止等対策推進委員会について、平成29年度の認知件数が示され、教員やスクールカウンセラー、各関係機関などで構成する「いじめ問題対策連絡協議会」で事案を細かく確認・検討していること、いじめの早期発見・早期対応につながるよう体制整備に努めているとの答弁をはじめ、教育相談事業において、児童生徒の悩み相談状況、児童生徒のSNS使用によるトラブルについて、社会教育費では、民俗資料収蔵庫の収蔵基準及び将来展望について、学校給食費では、給食の生野菜提供と地場産品食材の使用について等、質疑・答弁がなされました。  次に、健康福祉部関係、歳入、児童福祉事業寄附金では、寄附金の内容及び使途について、大部分がふるさと納税として福祉の充実を目的に寄附されたことを鑑み、臨時保育士等雇用経費保育園環境整備事業に充当したとの答弁をはじめ、教育費負担金の預かり保育負担金の内容と利用者延べ人数及び時間について等、質疑・答弁がなされました。  歳出、社会福祉費では高齢者健やか事業の利用率低下の背景と分析について、要介護状態になり外出が困難になった方が増加したこと、70歳を迎え事業の対象者とはなったものの、利用券使用が少なく就業や地域活動を行っている方が増えていることが要因であるとの答弁をはじめ、保健衛生費では、健康大学講座事業の内容や効果について、小児医療対策事業における病院の受け入れ態勢について等、質疑・答弁がなされました。  次に、経済環境分科会では、環境部関係、太陽光発電等新・省エネルギー機器設置費補助事業の状況について、平成29年度は213基の設置に対して補助をしており、リチウム蓄電池は増加傾向にあるが、制度開始から10年余が経過し、全体としては減少傾向にあるとの答弁をはじめ、地域猫活動事業の状況と今後の方向性、資源回収奨励事業の見直し、有機資源循環推進事業の状況等、質疑・答弁がなされました。  次に、産業スポーツ部関係スポーツ振興費では、ホストタウン推進事業の成果について、イタリア空手代表チーム強化合宿受け入れ等、イタリアに関する事業が最も大きい割合を占めており、交流試合、市民交流、学校でのイタリア語講座の開催等により、一定の成果があったとの答弁をはじめ、労働費の駿東地域職業訓練センターの事業に対する評価について、林業振興費の鳥獣被害の防止対策、商工費で各種イベントの費用対効果や民間と協働したイベント開催の推進等、質疑・答弁がなされました。  次に、都市建設部関係、都市計画費では、御殿場駅周辺活性化事業のこれまでの事業費と進捗状況について、平成27年度から平成28年度は、策定事業に700万円、平成29年度は100万円余を支出しており、内閣府の人口増加策の認定基準に沿えるものがなく足踏みをしている状況であり、駅周辺地域で該当するものを模索している段階であるとの答弁をはじめ、道路橋梁費の道路維持補修事業修繕要望受付件数から見た課題、各市道の進捗状況と課題、市営住宅の状況について等、質疑・答弁がなされました。  認定第1号については、委員会において分科会長報告の後、質疑はなく、委員から反対討論及び賛成討論を本会議にて行う旨の発言があり、採決の結果、賛成多数により、本案は原案のとおり認定すべきものと決しました。  次に、認定第2号、平成29年度御殿場市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について御報告いたします。  総務分科会では、歳入、対調定額収入率が上がり、不納欠損や収入未済額が下がった背景について、収納業務の移管により収納率が向上したことによるとの答弁をはじめ、繰越金では、保険給付費の見込みと税率改正が適正であったかについて等、質疑・答弁がなされました。  歳出では、保険給付費の一般被保険者療養費、コルセットの金額の把握やリユースについて、コルセットには支給基準があり、審査後に給付をしている。また、リユースについては現在検討していないとの答弁をはじめ、データヘルスの成果について、国民健康保険の財政状況と今後の見通しについて等、質疑・答弁がなされました。  総務分科会では、質疑終結後、委員より当議案に反対する旨の意見が1件ありました。  認定第2号については、委員会において分科会長報告の後、質疑はなく、委員から反対討論及び賛成討論を本会議にて行う旨の発言があり、採決の結果、賛成多数により、本案は原案のとおり認定すべきものと決しました。  次に、認定第6号、平成29年度御殿場市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について御報告いたします。  経済環境分科会では、下水道の接続状況や今後の見通し、加入促進の方策について、接続率は89.8%であり、今後も各家庭の事情も考慮しながら早期接続を働きかけていく。平成29年度はある程度エリアを絞った中で、接続を呼びかける資料を配布したほか、工事説明会や受益者負担金の説明会等の中で、随時、早期接続を呼びかけたとの答弁をはじめ、今後の周辺整備事業の見通し、下水道使用料の不納欠損の状況、井戸水専用メーターの設置状況等、質疑・答弁がなされました。  認定第6号について経済環境分科会では、委員会において分科会長報告の後、質疑、討論はなく、採決の結果、全員異議なく、本案は原案のとおり認定すべきものと決しました。  次に、認定第7号、平成29年度御殿場市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について御報告いたします。  福祉文教分科会では、地域支援事業で、地域包括ケアシステムを実施しての評価と課題について、医療・介護・予防・生活支援が各地域で一体的に提供される高齢者支援の社会的な仕組みづくりに向け、全体としては順調なスタートを切れているとの答弁をはじめ、特別徴収保険料及び現年分普通徴収保険料の各段階別人数の増減、介護サービスの利用頻度が上がる75歳以上の方の増加による介護保険運営への影響、生活支援体制整備事業の今後について等、質疑・答弁がなされました。  認定第7号について福祉文教分科会では、委員会において分科会長報告の後、質疑、討論はなく、採決の結果、全員異議なく、本案は原案のとおり認定すべきものと決しました。  これにて、予算決算委員長報告を終わります。 ○議長(勝間田幹也君)  これより本4議案について、委員長報告に関する質疑から討論・採決までを順次行います。  最初に、認定第1号「平成29年度御殿場市一般会計歳入歳出決算認定について」質疑に入ります。  質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○議長(勝間田幹也君)  質疑なしと認めます。  これにて、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  まず、本案に対して反対討論の発言を許します。  10番 高木理文議員。 ○10番(高木理文君)  私は、認定第1号、平成29年度御殿場市一般会計歳入歳出決算認定について、反対をいたします。以下、その討論を行います。  反対理由の第1は、御殿場型NPMの推進によりますアウトソーシング、これがますます拡大しているということについてです。市長は一貫して御殿場型NPMの推進により、民間企業の経営理念を行政分野に導入し、事務事業の効率化、重点化を進めてきました。NPMの基本は、自治体の安上がり化であります。これまでも指定管理者制度やPFI制度、民間委託など、公務のアウトソーシングを加速させ、特に公務の実動部隊のアウトソーシングが進んできております。  平成29年度では新たに特定地域の公設浄化槽整備事業にPFI方式導入を方針化いたしました。市長も公務の民間市場開放については、調査・検討し、経費削減とサービス向上につながれば、前に進める姿勢であります。公務の民間市場開放で、住民サービスが向上するとは限りません。破綻、撤退のリスクは市が負わされることになります。慎重な上にも慎重な判断が必要だと指摘をいたします。  行政改革の取り組みの結果、職員の非正規化はますます進み、公務の大部分が非正規職員によって支えられております。正規職員と仕事内容は同じでも、給与が大きく異なり、学校、幼稚園や保育園などの現場では、募集しても職員が集まらない問題、これは大変深刻になっております。臨時・パート職員の昨年4月1日現在の就任状況では、通年的な雇用は280人、その他の319人と合わせると合計599人で、前年度に比べますと7人増えております。正規職員664人と合わせた全職員数に対して約47.4%を占めることになります。特に職種別では保育士が189人と臨時・パート職員の31.6%を占め、次に、一般事務補助、教諭、調理師と続く傾向は変わっておらず、公務の大部分が非正規職員によって支えられている状況があります。  地方公務員法では、「恒常的な職務は正規職員がこれを担い、臨時的・一時的な職務についてのみ非正規雇用職員が担う」とされておりますが、現行法の建前が実態と乖離したものとなっております。これでは職員が全体の奉仕者として住民福祉の増進を図り、公共サービスの質を守ることができません。公務を支える非正規職員の早急な待遇改善だけではなく、非正規から正規雇用への転換が必要です。官製ワーキングプアを生まない対応を求めます。  反対理由の第2は、マイナンバー制度への対応です。  国は財政的な負担を主体的に負う形でマイナンバー制度導入のための基幹システムの整備を、莫大な金額を投入して進めてきました。たび重なるシステム改修のたびに市職員の負担は大きくなっております。その一方で個人番号カードの発行枚数は累計で1万484枚、人口比では11.85%にとどまっています。これは、この仕組みが住民にとって不必要で不安が強いものであるからです。  また、通知カードの再発行が511件、個人番号カードの再発行が28件ありました。これらは紛失によるものが主な理由となっております。現在まで紛失によるトラブルは把握されていないようですが、個人情報の塊を紛失することは、大きなリスクにつながります。  マイナンバー制度は利活用ばかりが優先され、個人情報保護対策が後回しになっております。昨年5月からは、市から普通郵便で事業者に送る特別徴収税額通知書に個人番号が記載されるようになりました。通知書に個人番号を記載し郵送することは、重大な個人情報の大量漏えいが危ぶまれます。個人、事業者、自治体にとっても大きな問題です。これはやめるべきです。  この制度は、税と社会保障の個人情報を一括して管理し、徴税強化、給付抑制を狙うとともに、権力による国民監視やプライバシーの漏えいなどが危惧されています。マイナンバー制度は凍結・中止をし、廃止に向けた議論を行うべきです。  反対理由の第3は、住民生活に密着した生活道路整備事業費の削減です。  住民の暮らしに最も近いところにある生活道路の整備事業費が、前年度に比べ約35%削減をされました。その理由は、新東名や国道138号バイパスなどの広域道路整備や、インターチェンジ周辺道路の整備を確実に行うためだとして、予算の重点配分を幹線道路整備に移行したからであります。平成29年度の整備実績は、15路線、1,553mでした。各地区からの要望に対する進捗の遅れは明らかです。当市の道路舗装率は65.43%で、県下23市中22番目の位置は変わりません。県の平均舗装率85%に近づけるためには、生活道路の舗装整備に一層の予算配分を行うべきであります。  反対理由の第4は、御殿場地域イベントホールBE-ONE、(仮称)富士山市民のサロン整備事業についてです。  BE-ONE3階を、年間1,500万円の借料を払い、2年間の借用期限延長のその1年目は、(仮称)富士山市民のサロンの先行モデル事業として展開をされました。7,300人余の利用があり、社会教育課でも当初の目的は達成したとの評価です。今後は民間施設における展開を進める予定だということですが、当初予定されていた別の場所での平成30年度の供用開始は見えておりません。行政の事業の継続性という点では問題です。月当たりにすれば125万円、この借料です。財政状況が厳しいときだからこそ、当局は計画的で費用対効果を精査した財政運営を行うべきです。  最後に、個人市民税の収納率を見ますと、現年度分は99.0%、滞納繰越分は34.6%です。これは前年度の実績よりも高くなっています。当局は、特別対策班をつくり、正規職員全員が差し押さえを行うなどの対応をとった成果であると強調をされました。職員の皆さんの日々の御苦労の結果であることは評価をいたしますが、納税相談に失業、解雇や退職、高齢による相続等の相談が寄せられていることは、市民の生活困窮が決して改善されているわけではないことを示しています。  当局は税負担の公平性を確保するとして、3万7,329件の督促状の発送に加え、3,163件の財産差し押さえやインターネット公売、10件の滞納整理機構への移管並びに予告通知などを行い、収納率向上を進めてきました。しかし、滞納世帯の所得階層にまで雇用、所得の回復が波及しているとは思えません。収納率向上優先ではなく、市民生活の実態に即した納税相談に市民目線で一層力を注いでいただきたいと思います。この点を最後に要望し、討論を終わります。 ○議長(勝間田幹也君)  次に、賛成討論の発言を許します。  20番 平松忠司議員。 ○20番(平松忠司君)  私は、認定第1号、平成29年度御殿場市一般会計歳入歳出決算認定に賛成し、討論を行います。  市当局においては、厳しい財政環境の中、市民サービスの維持・向上、また、さまざまな政策課題に対し的確に対応するため、市税などの歳入を有効に活用し、各種事業の推進に努められたものと認識しています。  また、予算の執行に際しては、市税収入に増加が見られたものの、増加する扶助費や公債費などの義務的経費に対し不足する財源については、会計全体での歳出執行の効率化などにより対応されています。特に市長施政方針の重要施策にありました経済活性化、地域医療体制及び子育て支援の充実、危機管理体制の強化、魅力発信の強化については、ハード・ソフト、その両面で市民ニーズを的確に捉え、御殿場の長所、御殿場らしさを生かしたさまざまな施策、事業が展開され、魅力あるまちづくりにつながったものと評価するものです。  平成29年度に実施した事業を個別に見ますと、地域経済の活性化に資するJR御殿場駅箱根乙女口側における中心市街地整備事業、駒門地先におけるスマートインターチェンジ設置をはじめとする新東名高速道路関連整備事業、市民の健康を守るための予防接種事業や各種がん検診事業、救急医療や小児医療の対策事業、介護予防・地域支え合い事業、真の子育て支援日本一実現のための子ども医療費助成事業や放課後児童健全育成事業、さらにさまざまなチャンネルを活用した魅力発信事業や移住・定住促進事業といった多岐にわたる事業について、必要な予算、人員を配分し、着実に推進されました。しかしながら、単年度収支がマイナスであったことは十分に留意する必要があり、今後の予算執行、予算編成に当たっては、さらに適切な対応をお願いするものです。  また、財政健全化判断比率における将来負担比率は上昇しており、市債の借り入れについては、将来に過度な負担をかけることなく、長期的に安定した財政運営が行われるよう、財政の健全性の維持に努めていただくよう要望いたします。  いずれにしましても、平成29年度におきましては、厳しい財政環境の中、市民サービスの維持・向上、総合計画の推進、3か年実施計画、各種事業の実施など、市民の視点に立って取り組むとともに、財政健全性の維持に努められたことを評価いたしまして、賛成討論といたします。 ○議長(勝間田幹也君)  ほかに討論ありませんか。  (この時発言なし) ○議長(勝間田幹也君)  討論なしと認めます。  これにて討論を終結いたします。  これより、認定第1号「平成29年度御殿場市一般会計歳入歳出決算認定について」を採決いたします。  本案に賛成の皆さんの起立を求めます。  (賛成者起立) ○議長(勝間田幹也君)  起立多数であります。  よって、本案は原案のとおり認定されました。 ○議長(勝間田幹也君)  次に、認定第2号「平成29年度御殿場市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について」質疑に入ります。  質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○議長(勝間田幹也君)  質疑なしと認めます。  これにて、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  まず、本案に対して反対討論の発言を許します。  10番 高木理文議員。 ○10番(高木理文君)  私は、認定第2号、平成29年度御殿場市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、反対いたします。以下、討論を行います。  反対理由の第1は、値上げをされた国保税が暮らしを圧迫し、払えない、払えば暮らせないという事態を進行させたということです。  昨年、平成29年度末で予想される歳入不足額2億700万円の充足を目標額として税率改定が行われました。軽減対象外の2人世帯のモデルケースでも、従前の税額に対する伸び率は、最小でも3.4%、最大では12.4%にもなるもので、ほとんど全ての階層で負担が増えるものとなりました。最悪の事態を想定しつつ、安定的な財政運営を図るため、最善を尽くした予算編成だったとの当局の見解ですが、結果的には保険給付費が大幅減となった結果、実質単年度収支4億51万円余の黒字を生み出しました。  平成29年度の収納率を一般被保険者の医療給付費分について見ますと、現年課税分が94.39%、滞納繰越分は35.45%です。国保税全体の収納率も調定額に対して81.96%で、前年を5.12%上回りました。収納率は年々上がり、特に滞納繰越分が伸びています。当局は収納体制の強化、早期段階の滞納整理、徹底した取材調査、財産調査に基づく滞納処分の成果だと説明をされました。  しかし、国保加入者は非正規雇用や高齢者、無職者が多く、加入者の貧困化は深刻な構造的な問題です。その上、国保は保険税の負担率が所得の約1割ということも、重い負担感を生んでおります。この大きな負担が、未納、滞納につながります。収納率向上は職員の皆さんの努力の結果とはいえ、徴収強化を反映したものであります。生活実態に即した納税相談にこそ力を入れるべきです。  また、軽減及び減免の状況は7割軽減が2,240世帯、5割軽減が1,173世帯、2割軽減が1,315世帯で、合計では4,728世帯でした。つまり全体の42%が軽減対象となっていたわけです。災害等による生活困窮や長期療養、失業、廃業などで大幅な収入減により、税の納付が困難な場合に行われる国保税の減免認定も、平成29年度は63件、258万円余を承認しております。こうした状況にも生活困窮者が多い国保の構造的な問題が反映されております。  反対理由の第2は、市長政策分の法定外繰入金が不十分であったということです。  市長政策分の法定外繰入金は、加入者の負担軽減の大きな役割を果たしてきました。しかし、平成29年度は4,197万円余にとどまりました。当局は、法定外繰入金による運用が加入者の相互扶助による国保制度にそぐわないと言われますが、現国保法には旧法にあった相互扶助の精神の文言は見当たりません。国保法第1条には、国保が社会保障の一環であることが示され、国保があるからこそ皆保険体制が成立をしております。社会保障制度だからこそ、加入者へのこれ以上の負担を求めず、法定外繰入金の増額で対応すべきです。これは広域化が行われた後でも、市の裁量で可能です。  反対理由の第3は、資格証明書の発行についてです。  平成29年10月1日現在の短期保険証の発行件数は539世帯、資格証明書の発行件数は139世帯でした。前年同月で比較しますと、資格証明書は122世帯減っておりますが、加入世帯の約1.3%に資格証明書が発行されています。  平成29年度の資格証明書による受診件数は、前年度よりも減り、延べ101件で、81万円余でした。窓口での10割負担は、受診抑制を生じています。当局は一貫して、資格証明書は折衝機会確保のための交付だと言いますが、国保は社会保障です。収納率の向上には決してつながらない資格証明書の発行はやめるべきです。  国保の財政難の根本原因は、国が定率国庫負担の割合を削減しているところにあります。当局は国保の医療費部分への国庫負担率を1984年以前の45%以上に回復するよう国に要求すべきです。さらに、少子化対策にも逆行する国庫負担減額調整措置についても、完全な廃止を求めるべきです。  疾病の予防や早期発見、早期治療の促進のための特定健診の法定報告受診率は、平成28年度0.7%低下したことは残念です。また、29年度の特定健診受診者数は前年度比で171人減、脳ドックは202人と増加をしたものの、40歳未満の若年齢層を対象にした特定健診に準じた検診の受診者は、わずかに1人、まさに頭打ち状態です。今年度は節目年齢の若年齢層に特別の通知を行ったようですが、健診の受診率向上のための人員と予算配分、これを強く要望いたします。  国保は社会保障制度であり、医療保険における最後のセイフティネットです。新制度のもとでも、被保険者の負担軽減と制度の充実のために、自治体としてでき得る限りの対応を求め、討論を終わります。 ○議長(勝間田幹也君)  次に、賛成討論の発言を許します。  20番 平松忠司議員。 ○20番(平松忠司君)  私は、認定第2号、平成29年度御殿場市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について賛成し、討論を行います。  御殿場市における平成29年度の国民健康保険被保険者数の状況を見ますと、雇用者保険制度や後期高齢者医療制度への移行等により、1年間で869人、4.8%の減少となりました。これは全国的な傾向とはいえ、被保険者数の減少が続くことは国民健康保険税の減収につながります。
     一方で、平成30年度からの国民健康保険運営の都道府県化という新たな局面を迎え、今後の安定的な国民健康保険財政を見据えた運営を求められた1年であったと推察されます。  その上で、平成29年度決算の状況を見ますと、まず、歳入面では、国民健康保険税は被保険者数が減少する一方で、税率改定により前年度比5,050万円余、2.4%の増収となりました。収納率も5.1ポイントの上昇と、年々向上しております。これは徴収業務を一元化し、きめ細やかな納税相談と効率的な業務が実施されたところによるものと考えられ、大変評価するものです。  国民健康保険税の滞納は、国民健康保険制度の信頼性にかかわる重要な問題ですので、さらなる収納率の向上に向けて努力されるよう要望いたします。  次に、歳出面では、1人当たりの医療費が減少したことなどから、保険給付費は前年度より6.4%の大幅な減となりました。これは過去の医療費の上昇傾向や昨今の医療の高度化などから見れば異例なことであり、不確定要素が多い中、国民健康保険財政を適切に運営された結果として、大変評価するべきものと考えます。  このような状況を踏まえ、今後ともさらなる収納率の向上対策や各種財源の確保、医療費適正化対策、特定健診をはじめとする保健事業などを積極的に推進するとともに、被保険者数の減少傾向や高齢化、そしてそれに伴う財政基盤の脆弱化などにも対応するため、今年度から開始された国民健康保険運営の都道府県化という制度改革にも着実に対応し、財政の健全化と安定的な運営に努められることを望みます。  いずれにいたしましても、国民健康保険は国民皆保険制度を支える基幹的な役割を担っており、市民が健康で明るく暮らしていくための重要な社会保障制度であることをいま一度認識し、必要となる施策の推進を要望し、賛成討論といたします。 ○議長(勝間田幹也君)  ほかに討論はありませんか。  (この時発言なし) ○議長(勝間田幹也君)  討論なしと認めます。  これにて討論を終結いたします。  これより、認定第2号「平成29年度御殿場市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について」を採決いたします。  本案に賛成の皆さんの起立を求めます。  (賛成者起立) ○議長(勝間田幹也君)  起立多数であります。  よって、本案は原案のとおり認定されました。 ○議長(勝間田幹也君)  次に、認定第6号「平成29年度御殿場市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について」質疑に入ります。  質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○議長(勝間田幹也君)  質疑なしと認めます。  これにて、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  まず、本案に対して反対討論の発言を許します。  (この時発言なし) ○議長(勝間田幹也君)  次に、賛成討論の発言を許します。  (この時発言なし) ○議長(勝間田幹也君)  討論なしと認めます。  これにて討論を終結いたします。  これより認定第6号「平成29年度御殿場市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について」を採決いたします。  本案は、原案のとおり認定することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と言う者あり) ○議長(勝間田幹也君)  御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり認定されました。 ○議長(勝間田幹也君)  次に、認定第7号「平成29年度御殿場市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について」質疑に入ります。  質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○議長(勝間田幹也君)  質疑なしと認めます。  これにて、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  まず、本案に対して反対討論の発言を許します。  (この時発言なし) ○議長(勝間田幹也君)  次に、賛成討論の発言を許します。  (この時発言なし) ○議長(勝間田幹也君)  討論なしと認めます。  これにて討論を終結いたします。  これより認定第7号「平成29年度御殿場市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について」を採決いたします。  本案は、原案のとおり認定することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と言う者あり) ○議長(勝間田幹也君)  御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり認定されました。 ○議長(勝間田幹也君)  日程第5、議案第44号「御殿場市下水道条例及び御殿場市農業集落排水処理施設条例の一部を改正する条例制定について」を議題といたします。  本案に関し経済環境委員会の委員長報告を求めます。  経済環境委員長。 ○経済環境委員長(菅沼芳德君)  過日の本会議において経済環境委員会に付託となりました、議案第44号、御殿場市下水道条例及び御殿場市農業集落排水処理施設条例の一部を改正する条例制定について、審査の経過及び結果の概要を御報告いたします。  委員会は去る9月28日、委員7名全員出席のもと開会し、担当部課長等の出席を求めて、慎重に審査を行いました。  詳細な審査内容につきましては、会議録を正確にまとめ、保存いたしますので省略をさせていただき、以下、概要について御報告いたします。  まず、下水道使用料について、17%程度引き上げる明確な根拠について質疑があり、国が定める基準の最低ラインを利用者に負担していただくもので、今まで不足していたものを負担していただくものであるとの答弁がありました。  次に、今後の定期的な審議会の開催について質疑があり、審議会では、「社会経済情勢に適時適切に対応した料金改定に努めるように」との御意見もいただいたところである。下水道の経営等について審議する場においても、今後は料金に関する問題も含め、随時審議していきたいとの答弁がありました。  また、委員からは審議していることを市民に示すことも重要なことである。審議会への諮問は市長の権限ではあるが、市民の理解を得ていくためには、例え料金を据え置くような場合であっても、定期的な審議会の開催をお願いしたいとの意見が出されました。  以上が審査の概要でありますが、質疑終結後、討論はなく、採決の結果、全会一致で、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  これにて、経済環境委員長報告を終わりといたします ○議長(勝間田幹也君)  これより委員長の報告に関し質疑に入ります。  質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○議長(勝間田幹也君)  質疑なしと認めます。  これにて、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  まず、本案に対して反対討論の発言を許します。  10番 高木理文議員。 ○10番(高木理文君)  私は、議案第44号、御殿場市下水道条例及び御殿場市農業集落排水処理施設条例の一部を改正する条例制定について反対をし、以下、討論を行います。  今回の下水道及び農業集落排水事業の使用料改定は、基本使用料と従量使用料を17%も増額改定するものであります。月20m3を使用した場合では、これまでの税込み2,160円から2,520円に、360円も上がることになります。県内22市の中で14番目だった料金設定は、今回の値上げで9番目に高い料金設定となります。総務省から求められている下水道事業における最低限行うべき経営努力として、使用料徴収、月20m3当たり3,000円、つまり1m3当たり150円を前提として行われることというものも参考程度のものであり、従わなければならない内容ではないはずです。そこから導き出された17%の値上げというものには納得できません。  さらに、今回の値上げは課題となっている接続率の向上にも逆風となるものです。議会の質疑を通じても、今後の使用料の見直しの方向性や、一般会計からの繰入金、下水道債の見通し、さらに設備投資計画などの全体像は明らかになったわけではありません。17%の値上げは、今後、連続した住民負担増の端緒となる可能性があります。  私は、24年間もの長きにわたり、使用料について見直しが行われず、妥当なものとしてきたこと自体、行政の責任は大きいということを指摘したいと思います。下水道事業は市民生活に欠くことのできない重要なライフラインです。市が責任を持って衛生的な生活環境整備と住民負担の軽減に努めることは当然です。御殿場市公共下水道審議会では、議論を慎重に重ねた上で答申を出されたものでありますが、住民にとっては大幅な値上げであり、認められません。  以上、討論といたします。 ○議長(勝間田幹也君)  次に、賛成討論の発言を許します。  13番 神野義孝議員。 ○13番(神野義孝君)  私は、議案第44号、御殿場市下水道条例及び御殿場市農業集落排水処理施設条例の一部を改正する条例制定について賛成し、その討論を行うものであります。以下、賛成の理由を申し述べます。  下水道事業は、公共用水域の水質汚濁の防止を図るなど、生活環境の保全・維持に重要な役割を担っています。本市の経費回収率は62.0%という現状を見ますと、安定的な経営ができている状態とは思えません。安定的に経営をするには、使用料の適正化を図る必要があると言えます。しかし、市民生活への大きな影響もあると思いますので、きめ細かな住民説明及び市当局側のさらなる経費節減や事務の効率化等を切に望むものであります。  河川の水質保全、浄化に重要な本事業を安定運営させるために、行政としても応分の負担をするとともに、受益者である利用者の皆様にも適切な負担を求められている状況を踏まえ、条例が改正されることを要望し、賛成討論といたします。 ○議長(勝間田幹也君)  ほかに討論はありませんか。
     (この時発言なし) ○議長(勝間田幹也君)  討論なしと認めます。  これにて討論を終結いたします。  これより、議案第44号「御殿場市下水道条例及び御殿場市農業集落排水処理施設条例の一部を改正する条例制定について」を採決いたします。  本案に賛成の皆さんの起立を求めます。  (賛成者起立) ○議長(勝間田幹也君)  起立多数であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。 ○議長(勝間田幹也君)  この際、10分間休憩いたします。                             午前10時59分 ○議長(勝間田幹也君)  休憩前に引き続き会議を開きます。                             午前11時09分 ○議長(勝間田幹也君)  日程第6 市長提案理由の説明を議題といたします。  市長提出の議案第47号から第52号までの6件について、市長から提案理由の説明を求めます。  市長。 ○市長(若林洋平君)  それでは、私のほうから説明をさせていただきます。  本日追加提案をいたしました議案の御審議をお願いするに当たり、その提案理由の概要を御説明申し上げます。  議案は、契約案6件となっております。  初めに、議案第47号、西中学校校舎改築建築工事請負契約の締結について、議案第48号、西中学校校舎改築電気設備工事請負契約の締結について、及び議案第49号、西中学校校舎改築機械設備工事請負契約の締結についての3案につきましては、関連がありますので一括して御説明を申し上げます。  本3案は、建築後55年が経過し、経年による老朽化が顕著であります西中学校の校舎について、時代とともに変化をしております教育ニーズに対応するための改築工事を実施すべく、過日入札に付しましたが、それぞれの工事におきまして予定価格が1億5,000万円以上となりますので、議会の議決を経て本契約を締結いたしたく、提案するものでございます。  次に、議案第50号、玉穂地区市民の森整備工事請負契約の締結について申し上げます。  本案は、玉穂地区の自然環境を残しつつ、地域住民の健康・体力づくりの場として約10haの整備を実施すべく、過日入札に付しましたが、その予定価格が1億5,000万円以上となりますので、議会の議決を経て本契約を締結いたしたく、提案するものでございます。  次に、議案第51号、地方創生道整備推進交付金事業 市道0117号線道路改良工事請負契約の締結について申し上げます。  本案は、当市と裾野市を結ぶアクセス道路として、平成29年度から事業に着手しております市道0117号線について、本路線を交差する普通河川の改修工事等を実施すべく、過日入札に付しましたが、その予定価格が1億5,000万円以上となりますので、議会の議決を経て本契約を締結いたしたく、提案するものでございます。  次に、議案第52号、社会資本整備総合交付金事業 市道0106号線道路改良工事請負契約の変更について申し上げます。  本案は、昨年9月6日に、予定価格が1億5,000万円以上であることから、議会の議決を経て本契約を締結いたしましたが、工事内容に変更が生じたことに伴い、請負契約の増額変更をいたしたく、提案するものでございます。  以上で、本日追加提案いたしました議案の提案理由の説明を終わりといたします。  慎重な御審議の上、御賛同いただきますようお願い申し上げます。  以上でございます。 ○議長(勝間田幹也君)  この際、日程第7 議案第47号「西中学校校舎改築建築工事請負契約の締結について」から、日程第9 議案第49号「西中学校校舎改築機械設備工事請負契約の締結について」の3議案は、関連がありますので、一括して議題といたします。 ○議長(勝間田幹也君)  本3議案について、当局から内容説明を求めます。  総務部長。 ○総務部長(田代吉久君)  ただいま議題となりました議案第47号、48号及び49号につきまして、関連がございますので、一括して御説明します。  初めに、資料13、議案書の1ページをごらんください。  本3案につきましては、西中学校の校舎改築に係るもので、9月12日に、電子による制限付一般競争入札を行い、9月13日に開札を行った結果、建築工事につきましては、臼幸産業株式会社が落札し、2ページをごらんください。2ページの電気設備工事につきましては、株式会社関電工が落札、3ページの機械設備工事につきましては、株式会社遠藤管工設備が落札し、9月14日にそれぞれ仮契約を締結いたしましたが、予定価格が1億5,000万円以上となりますので、条例の定めるところにより、議会の議決を経て本契約を締結いたしたく、提案するものであります。  次に、資料15、議案資料の1ページ、こちらをごらんください。  1の事業の経緯でございます。西中学校の管理普通教室棟は、昭和38年に建設され、築後55年が経過しております。旧耐震基準で建設された建物で、昭和58年にいち早く耐震補強工事を実施し、耐震性を確保しましたが、耐震補強工事から35年が経過し、経年による劣化等により、構造体の老朽化も進行し、また、構造体のみならず施設・設備の老朽化も進み、時代とともに変化する教育ニーズに対応できていない状況で、機能改善が求められていました。  このことから、平成28年度から事業を進め、このたび実施設計が完了し、文部科学省の学校施設環境改善交付金及び玉穂財産区・印野財産区の繰り入れ等をいただき、平成30年度から31年度にかけて管理普通教室棟の改築及び特別教室棟の改修工事を実施するものでございます。  続いて、2の工事の概要を説明します。  議案資料3ページから8ページにかけまして、配置図、平面図及び立面図を掲載しておりますので、合わせてごらんいただきたいと思います。  それでは、1ページの(4)工事内容です。管理普通教室棟改築工事では、構造は、鉄筋コンクリート造3階建て(一部地下1階)、建築面積は1,620.07㎡、延床面積は4,330.77㎡です。  外部仕上げは、屋根がカラーガルバリウム鋼板葺き、外壁がコンクリート打放しの上、防水形複層塗材吹付けを施します。内部仕上げは、床がフローリングブロック貼り、壁は、下部は杉板貼り、壁の上部が掲示クロス貼り、天井は化粧石膏吸音ボード貼りでございます。  1階には、職員室、事務室、校長室、応接室、保健室、教育相談室、放送室、購買室、印刷室、給食受領室、会議室、多目的ホールを配置いたします。  2ページをごらんください。  2階には、普通教室、特別支援教室、多目的教室、談話コーナー、生徒会室を配置し、3階には、普通教室、多目的教室、談話コーナー、英語学習室を配置いたします。  特別教室棟の改修工事では、校舎の構造は鉄骨鉄筋コンクリート造3階建てで、建築面積は1,019.83㎡、延床面積は2,390.25㎡で、平成15年に建設された校舎でございます。  今回の改修の主な内容は、第1技術室を技術家庭科室へ改修し、被服室を図書室へ改修するとともに、設備関係では、トイレを洋便器に改修、照明をLEDに改修、図書室・音楽室にエアコンの設置を行います。  改修後は、1階には、技術家庭科室、第2技術室、美術室等、2階には、図書室、調理室、コンピュータ室、3階には、第1理科室、第2理科室、音楽室が配置されます。  なお、交付金につきましては、それぞれ平成32年1月31日を予定してございます。  以上、内容の説明とさせていただきます。  御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(勝間田幹也君)  これより議案第47号について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  10番 高木理文議員。 ○10番(高木理文君)  3点ほどお伺いいたします。  まず、1点目ですけれども、工事の金額の財源内訳についてお伺いをいたします。  それから、2点目ですが、改築・改修工事ということですけれども、授業を行いながら進めることになると思うわけですけれども、生徒とか職員の皆さんへの安全対策を含め、どのような点に配慮をしてこの工事を進めていかれるのかお伺いをします。  それから、3点目ですが、将来的に全教室にエアコンの設置を可能とするための必要な工事、これも、この工事の中で同時に行っていかれるのか、その点についてもお伺いをいたします。  以上、3点、よろしくお願いします。 ○議長(勝間田幹也君)  教育総務課長。 ○教育総務課長(鎌野 武君)  それでは、ただいま3点、御質問をいただきましたので、順次、お答えをさせていただきます。  まず、第1点の財源内訳につきましては、国の補助金、財産区繰入金、起債、一般財源となっております。  国の補助金につきましては、文部科学省の学校施設環境改善交付金を活用しまして、補助額は補助区画面積に国が定める基準建築単価を乗じて算出しました事業費の2分の1となり、およそ7,900万円余となります。  財産区繰入金につきましては、玉穂・印野両財産区から、全体工事費から国庫補助金を減じた工事費の90%が繰り入れとなっております。  これら国の補助金と財産区繰入金を差し引いた額のうち、起債が75%、残りが一般財源となっております。  続きまして、2点目の工事における安全対策を含めた配慮につきましては、管理普通教室棟の改築工事には、学校敷地内の建設予定箇所、現場事務所及び材料置き場等、工事に必要なエリアを、高さ2mの鋼板製仮囲いで明確に区画し、出入り口には仮設のゲートを設けます。工事車両の基本的な出入り口は学校正門からとなりますが、正門付近及び敷地内に設ける仮囲いの出入り口には誘導員を配置し、通学時間帯は工事車両の出入りを控える等、生徒、教職員、来校者の安全に十分配慮してまいります。  また、特別教室棟の改修工事につきましては、平成31年度の夏季休暇中に施設利用者の出入りを制限しまして、集中して施工することとしております。  いずれにいたしましても、工程会議等において工事の施工内容や学校の行事予定等を共有、調整し、工事中の安全対策及び騒音対策等、学校運営に支障のないよう十分に配慮して工事を進めてまいります。  最後に、3点目の将来的に全教室にエアコンの設置を可能とするために必要な工事を行うかにつきましては、今回の工事において、一部、将来的なエアコン設置の対応に向けた配管等の準備工事を含んでおります。先の一般質問の答弁において、エアコン設置に係る調査の結果を踏まえ、エアコン設置について導入の手法等、具体的内容を検討し、進めていくとお答えいたしましたが、合わせまして事業の効率や経費などの面についても考慮し、関係各所と協議・検討するとともに、地域の皆さんの御理解と御協力を仰ぎながら、全教室に対応できるよう進めてまいりたいと考えております。  以上、答弁とさせていただきます。  (「終わります。」と高木理文君) ○議長(勝間田幹也君)  ほかに質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○議長(勝間田幹也君)  質疑なしと認めます。  これにて、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  本案については、委員会の付託を省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。  (「異議なし」と言う者あり) ○議長(勝間田幹也君)  御異議なしと認めます。  よって、本案については委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  まず、本案に対して反対討論の発言を許します。  (この時発言なし)
    ○議長(勝間田幹也君)  次に、賛成討論の発言を許します。  (この時発言なし) ○議長(勝間田幹也君)  討論なしと認めます。  これにて討論を終結いたします。  これより議案第47号「西中学校校舎改築建築工事請負契約の締結について」を採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と言う者あり) ○議長(勝間田幹也君)  御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。 ○議長(勝間田幹也君)  これより議案第48号について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○議長(勝間田幹也君)  質疑なしと認めます。  これにて、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  本案については、委員会の付託を省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。  (「異議なし」と言う者あり) ○議長(勝間田幹也君)  御異議なしと認めます。  よって、本案については委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  まず、本案に対して反対討論の発言を許します。  (この時発言なし) ○議長(勝間田幹也君)  次に、賛成討論の発言を許します。  (この時発言なし) ○議長(勝間田幹也君)  討論なしと認めます。  これにて討論を終結いたします。  これより議案第48号「西中学校校舎改築電気設備工事請負契約の締結について」を採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と言う者あり) ○議長(勝間田幹也君)  御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。 ○議長(勝間田幹也君)  これより議案第49号について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○議長(勝間田幹也君)  質疑なしと認めます。  これにて、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  本案については、委員会の付託を省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。  (「異議なし」と言う者あり) ○議長(勝間田幹也君)  御異議なしと認めます。  よって、本案については委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  まず、本案に対して反対討論の発言を許します。  (この時発言なし) ○議長(勝間田幹也君)  次に、賛成討論の発言を許します。  (この時発言なし) ○議長(勝間田幹也君)  討論なしと認めます。  これにて討論を終結いたします。  これより議案第49号「西中学校校舎改築機械設備工事請負契約の締結について」を採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と言う者あり) ○議長(勝間田幹也君)  御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。 ○議長(勝間田幹也君)  日程第10 議案第50号「玉穂地区市民の森整備工事請負契約の締結について」を議題といたします。  当局から内容説明を求めます。  総務部長。 ○総務部長(田代吉久君)  ただいま議題となりました議案第50号につきまして、内容の御説明をいたします。  初めに、資料13、議案書の4ページをごらんください。  本案につきましては、9月12日に電子による制限付一般競争入札を行い、9月13日に開札を行った結果、芙蓉建設株式会社が落札し、9月14日に仮契約を締結いたしましたが、予定価格が1億5,000万円以上となりますので、条例の定めるところにより、議会の議決を経て本契約を締結いたしたく提案するものでございます。  次に、資料15、議案資料の9ページ、こちらをごらんください。  1の事業の経緯ですが、本事業は玉穂地区市民の森・クロスカントリーコース整備のうち、地域住民の健康、体力づくりの場、憩いの場として玉穂地区市民の森ゾーン、約10haの整備を優先的に進めるものでございます。  当該事業費の財源の一部は、防衛補助金と玉穂財産区からの繰入金となります。  平成27年度から玉穂地区の懇話会等を組織し、基本構想・基本設計をまとめ、平成28年度に実施設計と用地測量に着手し、平成29年度には、玉穂財産区において、3名の地権者から用地取得を行いました。  続きまして、工事の概要につきまして御説明させていただきます。  議案資料の11ページに工事平面図を掲載しておりますので、合わせてごらんください。  それでは、9ページに戻ります。  今回の整備面積は、約10haです。極力大きな形状変更はせず、既存の自然環境の地形を生かした造成を行うものでございます。  主な整備内容は、外周に幅員5m、延長1㎞のクロスカントリーコース、東屋3基を含む、約1万9,800㎡の多目的広場、進入路、利用者駐車場、調整池を設置するものでございます。  なお、工期は平成32年3月25日を予定してございます。  また、駐車場そばの管理棟につきましては、今回の造成工事がある程度進んだ来年3月ごろに建設工事を発注する予定でございます。  以上、内容の説明とさせていただきます。  よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(勝間田幹也君)  これより質疑に入ります。  質疑ありませんか。  10番 高木理文議員。 ○10番(高木理文君)  3点、お伺いいたします。  まず、1点目ですけれども、工事金額の財源の内訳、これをお伺いいたします。  それから、2点目ですが、今回のこの施設の完成の暁には、年間どのぐらいの利用者を見込んでおられるのか伺います。  それから、3点目ですけども、建設後の後年度負担、これはどの程度を予測されておられるのか、また、その費用はどこが負担し、どのような形で捻出をしていこうとしているのかお伺いをいたします。
    ○議長(勝間田幹也君)  公園緑地課長。 ○公園緑地課長(佐藤修一君)  それでは、順次、御質問にお答えいたします。  まず、1点目の工事の財源内訳ですが、10haの整備のうち、地区公園に相当する約4haの部分は、防衛補助金をいただいての事業となり、残りが玉穂財産区の繰入金となります。具体的な防衛補助対象事業でございますが、進入路、利用者駐車場、東屋3棟を含む多目的広場を合わせた約4ha部分が対象事業となり、この60%、約1億円余が補助金となります。  次に、2点目の年間利用者についてですが、当広場は、玉穂地区民を中心とした健康・体力づくりの場、憩いの場として活用してまいりますので、玉穂地区の人口をもとに、市内の既存広場の利用者数から試算いたしますと、年間約3万9,000人の利用者を想定しております。また、地域イベント、学校行事などの利用も考慮すると、さらに多くの利用者があるものと見込んでおります。  最後に、3点目の建設後の年度負担ですが、当市民の森は、工事完成後は都市公園として位置づけをし、指定管理者による管理運営を検討しております。指定管理費用は同規模の公園を参考に試算すると、年間2,000万円から3,000万円程度の管理費が発生すると見込んでおりますが、この負担割合については、今後、玉穂財産区と協議し、決定してまいります。  以上、答弁とさせていただきます。 ○議長(勝間田幹也君)  10番 高木理文議員。 ○10番(高木理文君)  3点目の今後の後年度負担の分について、ちょっと確認でもう一回伺うんですけども、今後、都市公園として指定管理者をということなんですが、これは改めて公募をしていく予定なんでしょうか。その辺のところについての方向性がありましたら伺います。 ○議長(勝間田幹也君)  公園緑地課長。 ○公園緑地課長(佐藤修一君)  ただいまの3点目の指定管理者についてのお話ですが、今現在、まだ決まっておりませんので、今後検討していくということで考えております。  (「終わります。」と高木理文君) ○議長(勝間田幹也君)  ほかに質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○議長(勝間田幹也君)  質疑なしと認めます。  これにて、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  本案については委員会の付託を省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。  (「異議なし」と言う者あり) ○議長(勝間田幹也君)  御異議なしと認めます。  よって、本案については委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  まず、本案に対して反対討論の発言を許します。  (この時発言なし) ○議長(勝間田幹也君)  次に、賛成討論の発言を許します。  (この時発言なし) ○議長(勝間田幹也君)  討論なしと認めます。  これにて討論を終結いたします。  これより、議案第50号「玉穂地区市民の森整備工事請負契約の締結について」を採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と言う者あり) ○議長(勝間田幹也君)  御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。 ○議長(勝間田幹也君)  日程第11 議案第51号「地方創生道整備推進交付金事業 市道0117号線道路改良工事請負契約の締結について」を議題といたします。  当局から内容説明を求めます。  総務部長。 ○総務部長(田代吉久君)  ただいま議題となりました議案第51号につきまして内容の御説明をいたします。  資料13、議案書の5ページをごらんください。  本案につきましては、9月12日に電子による制限付一般競争入札を行い、9月13日に開札を行った結果、芙蓉建設株式会社が落札したため、9月14日に仮契約を締結いたしましたが、予定価格が1億5,000万円以上となりますので、条例の定めるところにより、議会の議決を経て本契約を締結いたしたく提案するものでございます。  次に、資料15、議案資料の12ページをごらんください。  事業の経緯です。本路線、(仮称)神山深良線は、国の地方創生道整備推進交付金を活用する事業でございます。広域農道の神山小学校から裾野市深良地先の湖尻峠入り口交差点をつなぐ道路で、総延長約2,400mの山合いを抜ける新設道路となります。駿東地域の農業、林業はもとより、商工業、観光、産業の発展にもつながり、防災上も市民の安全・安心に寄与するため、早期開通を目指し、事業を推進しているところでございます。  続きまして、工事の概要について御説明いたします。  13、14、15ページに工事平面図等を掲載しておりますので、合わせてごらんください。  主な工事内容は、本路線の道路下部を交差する普通河川、北沢川の河川改修工事で、河川横断工68.48m、及び工事用道路の開設でございます。  なお、工期につきましては、平成31年3月29日を予定してございます。  以上、内容の説明とさせていただきます。  御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(勝間田幹也君)  これより質疑に入ります。  質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○議長(勝間田幹也君)  質疑なしと認めます。  これにて、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  本案については委員会の付託を省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。  (「異議なし」と言う者あり) ○議長(勝間田幹也君)  御異議なしと認めます。  よって、本案については委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  まず、本案に対して反対討論の発言を許します。  (この時発言なし) ○議長(勝間田幹也君)  次に、賛成討論の発言を許します。  (この時発言なし) ○議長(勝間田幹也君)  討論なしと認めます。  これにて討論を終結いたします。  これより、議案第51号「地方創生道整備推進交付金事業 市道0117号線道路改良工事請負契約の締結について」を採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と言う者あり) ○議長(勝間田幹也君)  御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。 ○議長(勝間田幹也君)  日程第12 議案第52号「社会資本整備総合交付金事業 市道0106号線道路改良工事請負契約の変更について」を議題といたします。  当局から内容説明を求めます。  総務部長。 ○総務部長(田代吉久君)  ただいま議題となりました議案第52号につきまして内容の御説明をいたします。  初めに、資料13、議案書の6ページをごらんください。  本案につきましては、平成29年9月6日に、その予定価格が1億5,000万円以上でしたので、条例の定めるところにより、議会の議決を経て本契約を締結いたしました。その後、工事内容に変更が生じたため、請負契約を増額変更いたしたく提案するものでございます。  次に、資料15、議案資料の16ページをごらんください。  本路線は、2020年供用開始予定の新東名高速道路(仮称)御殿場インターチェンジに接続するアクセス道路として位置づけられ、現在、都市計画道路御殿場高根線の一部として拡幅、歩道等の整備を実施しております。
     増額変更の内容でございますが、地下横断道工60.6mの施工に当たり掘削をしたところ、想定以上に湧水が発生したため、水替処理に要する費用を増額するものでございます。  なお、この増額に伴い、工期を平成30年10月31日から同年12月13日に延長するものでございます。  内容の説明は以上でございます。  御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(勝間田幹也君)  これより質疑に入ります。  質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○議長(勝間田幹也君)  質疑なしと認めます。  これにて、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  本案については委員会の付託を省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。  (「異議なし」と言う者あり) ○議長(勝間田幹也君)  御異議なしと認めます。  よって、本案については委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  まず、本案に対して反対討論の発言を許します。  (この時発言なし) ○議長(勝間田幹也君)  次に、賛成討論の発言を許します。  (この時発言なし) ○議長(勝間田幹也君)  討論なしと認めます。  これにて討論を終結いたします。  これより、議案第52号「社会資本整備総合交付金事業 市道0106号線道路改良工事請負契約の変更について」を採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と言う者あり) ○議長(勝間田幹也君)  御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。 ○議長(勝間田幹也君)  日程第13 報告第11号「専決処分の報告について(損害賠償の額の決定について)」を議題といたします。  当局から内容説明を求めます。  危機管理監。 ○危機管理監(杉本嘉章君)  それでは、報告第11号について御説明申し上げます。  資料14、報告書の1ページをお開きください。  本件は、ことし2月に市内保土沢地先におきまして発生した事故に対して、損害賠償を支払うものであります。  損害賠償の額は、物件損害100万1,028円、人身損害118万2,881円で、損害賠償の相手の方は、御殿場市萩原1238番地の9、溝口恵子様でございます。  それでは、事故の概要について御説明申し上げますので、資料15、議案資料最終ページ、17ページをお開きください。  事故は平成30年2月19日午前11時45分ごろ、職員が富士で開催される研修会に単身で出席するため、公用車で国道469号を板妻方向へ走行していた際、沿線の郵便局に入るため左折停止中の軽自動車に気づかず追突してしまい、相手の方が負傷、相手方車両の後部及び公用車の前部、それぞれが損傷したものでございます。  追突の原因は、ナビゲーションがわりにしていましたスマートフォンがダッシュボードから落下しそうになり、それに気をとれられて前方から目を離してしまったことによるものであります。  相手方のけがでございますが、フジ虎ノ門病院で腰椎捻挫、左上腕部打撲、胸部打撲の診断を受け、以降、病院及び接骨院で通院治療を要しました。このたび8月初旬に治療が終了し、9月13日に示談が成立いたしましたことから、報告をさせていただくものでございます。  責任割合でございますが、当方100%でございます。  損害賠償金につきましては、全額、全国市有物件災害共済会より補填されることとなります。  職員には日ごろから交通事故や違反には十分注意するよう喚起しているところでございますが、今回、相手の方にけがを負わせてしまう重大な事故を発生させてしまいました。責任の重さを職員間で共有するとともに、今後は交通安全の周知徹底はもとより、公用車を運転する際には、単独運行を避け、同乗者も運転をサポートするなど、職場全体で交通安全運転の体制づくりに努めてまいります。  以上、事故につきまして深く反省をし、御報告させていただきます。  まことに申しわけありませんでした。 ○議長(勝間田幹也君)  これより質疑に入ります。  質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○議長(勝間田幹也君)  質疑なしと認めます。  これにて、質疑を終結いたします。  本件は、地方自治法第180条第1項の規定に基づく報告事項でありますので、御了承願います。 ○議長(勝間田幹也君)  以上で、本日の日程は全部終了いたしました。 ○議長(勝間田幹也君)  これにて平成30年御殿場市議会9月定例会を閉会いたします。  長期間にわたりお疲れさまでした。                           午前11時46分 閉会 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。   平成  年  月  日     議  長     勝間田 幹 也     署名議員     勝 亦   功     署名議員     菅 沼 芳 德...